Art Japan Nagaya design office 一級建築士事務所 株式会社アートジャパンナガヤ設計
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さわやかな好季節です。
秋晴れの日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
この時期に御開業されるクリニックは多く、私が担当させていただいたクリニック3件が、下記の日程で内覧会を迎えました。
 9月 5日(土)・・・くどう耳鼻咽喉科
10月17日(土)・・・つつい内科クリニック
10月25日(日)・・・てらしま整形外科
いずれのクリニック様も300人を超える方々が見学に訪れ、大盛況に終わりました。
私共も、内覧会に参加することで患者さんやクリニック関係者から生の声を聞いて、今後の設計の糧としています。
建物って、患者さんが医院を選ぶのに大変重要な要素だと思います。
初めて通院する医院の前に着いて、何か入りにくいな・・・ここ大丈夫かな・・・と少し不安になることが、時々ありませんか?
「患者さんに不安を与えない建物」
医院建築ではやっぱりこれが一番重要かな、と思います。

くどう耳鼻咽喉科

つつい内科クリニック

てらしま整形外科
西村

2009.10.14(Wed)

 みつけた。

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つい最近まで猛暑で暑かったのに、いつのまにか虫の声が聞こえ、朝夕しのぎやすくなりました。
季節は秋へと向かっています。
というか、もう秋ですね・・・
少し前に営業でとあるとこまで行ってきました。
のどかで気持ちよく、車での移動も快適でした。
車を降りて歩いているととても心が温まる光景が…

ゲートボールを楽しむ高齢者たち、その近くではテニスを楽しむ少年たち、そして子どもと遊ぶ家族・・・きっと気候もいいからでしょうね。
ゲートボールを楽しむおじいさんの子供のように悔しがっている姿や、まだうまく歩けないわが子を優しく見守るお父さんをみて微笑ましく思いました。
こういったスペースをこれからも増やして、町に笑い声が広がるようになればなと感じながら次の営業先まで向かいました。
夕方になり、まだ17時半だというのに日が暮れかけ、車もヘッドライトを点灯するくらい薄暗くなっています。
そして、肌寒い。
もうジャケットが必要な時期になりました。
ふと空をみあげると・・・

綺麗な夕焼けが。
久しぶりに外に出て空を見上げた気がしました。
今度はふと足元をみると・・・

秋桜が。
心がほっとするのはなんでしょうね。
忙しい毎日の中、ふと空を見上げてみたり、辺りを見回したり、足元を見てみたりすると気が付かなかった新たな発見があります。
たまには、ゆっくり散歩するのもいいかもしれませんね。
吉田

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愛知県一宮市に開院予定のクリニック。
建物は完成し開院を待つばかりである。
今日はライトアップ・照明のチェックで夜にクリニックに出向きました。

内部は照度の確認。
間接照明もまんべんなく照らされているかどうかなどチェック。

外部に関しては建物を照らすライトアップ照明などをチェックしました。
例えば、下の写真

下の方に当たっていた照明を上にあげ窓の間の壁全体に光が行くように調整しました。
また、駐車場等の照明も患者さんの乗降りに不都合がないよう調整したりします。
今回は住宅街の中なので周囲の住宅に御迷惑がないよう配慮しないといけません。
そのため、微妙に角度調整したりする場合があります。
他にも周りが田んぼばかりの時は稲作の影響が出ないよう、なるべく田んぼに光が落ちないようにしないといけません。
照明チェックも終わり、後は開院を待つだけです。
西村

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当社にて設計監理のお手伝いをさせて頂きました『たわだリハビリクリニック』の内覧会が9月26日(土)、27日(日)に行われました。
天気も良く、2日間で約1,000人の方々にご来訪頂きました。

一般整形と小児整形とがあるクリニックで、お子様を連れたご家族やご年配の方々が熱心にご見学されていました。

当日は、元中日ドラゴンズの落合英二さんのサイン握手会や、音楽療法などの体験イベントがあり、ご来訪された方々の笑い声と笑顔が絶えませんでした。

先生の愛情溢れ、たわだリハビリクリニックが皆様に愛されながら歩んで行くことがわかる内覧会でした。
私共が先生の開院のお手伝いに携わらせて頂き、感謝の気持ちで一杯です。
田中

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当社にて設計監理をさせて頂いた「岩見歯科医院」様の内覧会が9月23日に行われました。
シルバーウィーク最終日にもかかわらず、250人を超える方に足を運んでいただきました。

この医院は、35年の歴史を持つ岩見耳鼻咽喉科医院から岩見歯科医院へと、親子世代交代を遂げました。
当日は、大先生と若先生とで来訪者を迎え、多くの患者さんに親しまれてきた大先生の人柄、新しく地域医療に歯科医として貢献していく若先生の丁寧な気配りを深く感じる一日となりました。
一見全く新しく見える医院の中に、耳鼻咽喉科時代の面影を見つけてくださる方もおられ、これからも地域でずっと愛され続ける岩見医院が目に浮かびました。

↑改修前

↑改修後
水野

2009.09.24(Thu)

 職人魂

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今年のお盆休みに母の実家に遊びに行ったときのことです。
岐阜の山奥にひっそりと建つ古民家のような家なのですが、そこでおもしろいものを見つけました。
祖父が昔、大工をしていた頃の手カンナとノミです。


祖父はとても腕のいい大工だったということを誰かから聞いたことがあります。
私は、普段別々に暮らしてその仕事ぶりを見ることがなかったこともありその話に実感がわきませんでした。
また絵に描いたような職人気質の祖父は無口で、私が設計の仕事をはじめた後も建築の話をすることはありませんでした。
しかしその道具を見たとき、私の心の中でなにかこみ上げるものがありました。
使い古された道具ですが、そこに職人としての、また技術者としての祖父の魂が込められているようなそんな感じがしました。
同じ建築の世界に身を置いているためなのか、道具を通して祖父の仕事ぶりを感じることができたことをうれしく思いました。
また大袈裟かもしれませんが、大先輩に建築の技術者としてその心構えを教えられたような気がしました。
阿部

2009.09.17(Thu)

 黒川温泉

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先日、温泉文化を知る為、九州の黒川温泉に行って来ました。
由布院や別府に比べると昔ながらの集落を思わせる現実離れした異空間で、胸が引寄せられるように足を運びました。

この地に訪れた理由は、戦後からある温泉地で、つい最近まではそこまでは有名ではなかった黒川温泉を立て直した第一人者である山の湯 新明館 後藤哲也先生とお会いすることと、その温泉街の視察をするためです。
先生は世界中の温泉街を見て歩いた実績があり、大変興味のあるお話を聞くことが出来ました。
先生の概念は「その地の文化を守ること」「雑木を植える」「全体像をつかむこと」など、世界各所を自分の目で見てきた実績者のお言葉は真髄を究め、頷くほかないです。
温泉街の中であれば、気に入った3軒の露天風呂を巡ることができる「入浴手形(1枚3回分)」は、黒川温泉の特徴の1つでもあります。
旅館同士との連携の問題などの話や、それができる環境を創っていることに興味深く聞き入ることが出来ました。
この案は、黒川温泉が発祥ではないそうで、成功したところは黒川温泉が始めてだったとのこと。
つまり、この案以外にも様々な魅力的な要素が、この温泉街には詰まっていることがわかります。

別府の方、佐賀の方に温泉につかりながら色々お話をして、のぼせそうになりながらも、地域の暖かさを感じることができました。
若い女性から年配の方まで幅広い客層で、また行きたいと思わせる温泉街。
皆さんも是非行ってみてください。
黒川温泉のドン 後藤先生はじめ、黒川温泉の皆様、ありがとうございました!!
久納

2009.08.29(Sat)

 完成間近

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岩見歯科医院様の改装工事の現場が、完成間近となりました。
連日暑い中、現場では、多くの職人さんが黙々と作業を続けています。
壁・天井のクロスが貼られ、床が仕上がり・・日に日に完成に向けて、姿を変えていく時期です。
今日は、家具と、建具の設置です。

設計図通りに仕上がっているかどうか、現場では、随時チェックをします。
無事、お施主様の手に渡る日まで、愛情をもって、現場監理に励みます。
9月23日(祝:秋分の日)に内覧会が開催されます。
是非、お越しください。
水野

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電車通勤の時間が長い為、本を読み過ごす事が多く、面白いと家に帰っても読んでしまい寝る時間が遅くなる事も多々あります。
近々ドラマ化される、山崎豊子さんの『不毛地帯』もその一つであります。

主人公、壱岐正が11年ものシベリア抑留を経て、商社に入社し次期戦闘機選定争いの仕事で辣腕を振るうことになり、後半部では日米の自動車会社の提携、中東での石油発掘プロジェクトにも携わっていく高度成長期真っ只中のストーリーであります。
伊藤忠商事元会長、瀬島龍三が主人公のモデルと言われており、登場人物にもそれぞれ実在の人物がモデルとされていると言われています。
壱岐正を通し、終戦やシベリア抑留などが克明に記され、その後、色々な葛藤もありながら上り詰める生き様が本を通して鮮明に浮かび上がり、心打たれる作品でありました。
その中でも、私が改めて教えられた事は、仕事に対する情熱責任感。それと、誠実さでありました。
1つの仕事をやり遂げるには、色々な問題や思わぬ失敗が付きまといます。
しかし、この3つがあれば乗り越える事ができ、成長できると思います。
キレイ事だけでは済まない事も多々あると思いますが、頭と心には情熱と責任感と誠実さを持って今後も仕事に励みたいと思っています。
また、山崎豊子さんの作品は『沈まぬ太陽』や『白い巨棟』など読み応えある作品が多くありますので、皆様も一度手にとってみては如何でしょうか。
田中

2009.08.21(Fri)

 模型レシピ

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盆休みも終わり、まだまだ夏の暑さが残る今日この頃ですね。
僕は事務所まで自転車通勤のため、毎朝、汗ダラダラで出勤しています。
さて今回は、この間模型を作る機会がありましたので紹介したいと思います!
某福祉施設の模型なのですが、立地が複雑な地形のため今回の模型は敷地を表現することを重点的に意識して作成しました。
その手順を紹介します!

<模型作成のレシピ>(あくまで自己流ですが・・・)
☆用意するもの(今回使用した道具)

☆作り方
①:まず建物から作ります。
  平面図を元に各階の床をスチレンボードで作ります。

②:その次に、立面図を元にこれもスチレンボードで外壁を作っていきます。
  ※窓を切り抜くのが難かしい!

③:①で作った1階の床と②で作った外壁(2面くらいまで)を組み合わせます。

④:内側の間仕切壁を作ります。
  そして、③で組み立てた床と外壁に1階の間仕切りをくっつけていきます

⑤:残りの外壁もくっつけましょう!
  その後、2階の床に間仕切りをつけます。
  ※2階は取り外せるように、本体にくっつけないでおきましょう!

⑥:次に屋根を作ります!
  これも取り外せるように本体にはくっつけずに!

⑦:窓の変わりに塩ビを切って、開口部にはめていきます。(今回は一部のみ)

⑧:これで建物は完成!
  次に敷地です。
  これはかなり時間がかかりました。

⑨:図面に敷地のレベルを0.4mごとにコンタ状に書いていきます。

⑩:レベルごとにスチレンボードを切っていき、下から貼っつけていきます

⑪:最後に仕上げの植栽(かすみ草)と人、車を配置すれば出来上がり!!

ちょっと一部飛ばしましたが、大体こんな感じで模型は作られていきます!
今回は敷地の高低差が大きかったのでなかなか大変でしたが、ものづくりは楽しく時間を忘れさせてくれます。
完成後、この模型は無事お客様の元へ届き、大変喜んでいただけたとのことです!
めでたしめでたし~
大谷


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