Art Japan Nagaya design office 一級建築士事務所 株式会社アートジャパンナガヤ設計
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2009.02.03(Tue)

新聞掲載 その4

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2009年1月3日の建通新聞に、弊社の女性スタッフが「職場を元気にする女性たち~県内企業で働く女性にインタビュー~」と言う題材で取材を受け、その記事が掲載されました。
弊社は、スタッフの1/3を女性が占めており、男性スタッフと共に日々奮闘しております。彼女達にアフター5(ファイブ)はありません。
夕方を過ぎると美しいメイクが落ち・・・夜になる頃には綺麗な髪型が崩れます。
朝とは別人の姿で、今日もデスクの前で図面を描きながら深夜ラジオ「ジェットストリーム」を聞いて癒される事でしょう(笑)
彼女らは、建築業界という男社会で仕事をしているだけあり、正直たくましく、打たれても叩かれても、グッと歯を食い縛って頑張っています。
でも、時には『ポニョ~♪』を可愛く歌って女(の子!?)らしさをアピールしてきます(笑)
そんな女性社員と共に、AJNは今年も更なる飛躍の年となるよう頑張っていきます。

~ 記 事 の 内 容 ~
次につながる魅力的な作品を
4月で入社6年目を迎える。社長や諸先輩の厳しい指導の下、3年目に調剤薬局の設計に携わるようになり、一昨年から、歯科医院や店舗設計も手掛けるようになった。
「新しい物件に携わる度に、経験・勉強不足を痛感しています。」
と反省しきり。
建築に興味を持ったのは高校時代。自宅が曽祖父時代からの古い家で、テレビで「建物探訪」を見ながら、自分の理想の家を夢みていたそうだ。
普通科に通っていたが、大学は建築科を履修し、建築士になるために同社に入社した。
多忙な毎日だが「お客さま満足は大前提として、早く諸先輩方のように、次につながる、人を惹きつける魅力的な作品づくりができるよう、経験・勉強を積みます。」と笑顔をみせる。

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愛知県三河地方にて、弊社が設計したクリニックの杭工事が始まりました。

この杭工事はオーガにてあけた穴に根固め液を入れ、節の付いている杭を落とし込みます。そうすると周囲の地盤と杭の節のところが引っ掛かり一体となって強度を確保します。

我々設計士は、図面と現場を照らし合わせて、杭の種類や本数、打ち込みの高さや位置を細かく検査します。
設計の監理業務って何をするの?と時々聞かれますが、こういった工事過程の色々な検査を、お施主様に代わって行い、不具合が見つかれば工事業者にやり直しを求めます。
そういった第三者的な立場で検査をするのが我々の仕事なのですが、意外と設計事務所の仕事は世間に知られていないみたいです・・・。
というわけで、皆様により詳しく知っていただく為に、またいつか現場監理についてレポートしますね。

2009.01.14(Wed)

謹賀新年’09

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新年明けましておめでとうございます。
今年も皆様のおかげで無事に新しい年を迎えることができました。
今月の初頭に中国大連から研修生を迎えました。日本に来るのが初めてということで、とまどいのある彼女に日本の文化に触れてもらおうと、弊社の新年会にお誘いしました。

↑研修生の曹さん(写真左から2人目)
日本の歌を覚えてもらい仲良くカラオケを楽しみました。
曲目は・・・
『崖の上のポニョ』
数時間で覚えてしまった彼女に驚きました。
中国と日本の文化の違いを日々感じながら勉強させられています。言葉が通じなくても聞こうという気持ちがあれば伝わってきます。この気持ちを忘れずに勉強熱心な彼女を見習い、自分自身も勉強して成長していきたいと思います。
本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。

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早いもので、年末のご挨拶をさせて頂く時期となりました。
さて、本年度の年末年始につきましては、まことに勝手ではございますが下記の通り休業させていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
来年も更なる発展、飛躍に向けて、より一層の努力をし、より一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
≪年末年始休業期間≫
12月28日(日)~1月4日(日)
休業期間内に頂きました、E-mail等のお問合せに関しましては、翌営業日より順次対応させていただきます。
来年も皆様にとって良い一年でありますよう・・・
2009年も『アートジャパンナガヤ設計』をよろしくお願いいたします。

2008.12.25(Thu)

新聞掲載 その3

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2008年12月12日の建通新聞に、弊社代表である長屋が中国で公演を行なった様子を掲載していただきました。
建通新聞社HP


↑クリックをすると拡大記事が表示されます。
「日本福祉産業の最近動向からみた中国住宅の未来」をテーマに公演を行ない、その記事が掲載されています。

2008.12.11(Thu)

図面

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図面のことを少し。
よくマンションやアパートの広告などに載っている「平面図」。
正確には、あれは「間取り図」といって、部屋の配置が、誰にでも分かりやすいように、簡略化されており、中には色が付いていたり、家具が配置されているものもあったりして、部屋のイメージが湧きやすく
間取り図を眺めるのが好きだなんていう人もよく聞きます。

↑こんなのは広告などでよく見ますよね?
建築図面としての「平面図」はもう少し細かく描かれて、いわゆる“図面”っぽいのですが、
それでも、お施主様にとっては一番よく目にする図面で、将来自分の家を建てようとする時には、打合せで一番よく登場する図面だと思います。
それから「立面図」。
外観がそのまま絵になったような図面で、
どんな建物になるかが一目で分かりますし、これも見ていて楽しい図面だと思います。
それから、建物をスパッと縦に切った「断面図」などもあります。
これら「平面図」「立面図」「断面図」などは「基本図」と言って、建物の基本となる部分で、当然打ち合わせなどでよく登場する図面たちです。
これらが決まって、ようやくより詳細な部分の図面を描く作業に移っていくことになるわけです。
それが建物の設計図となる「実施図」です。
実施図にはたくさんの種類の図面があり、大きく分けて
① 意匠図
② 構造図
③ 設備図
に分けられます。
「意匠図」は基本図をさらに詳しく描いていった図面と思って頂ければ良いかと思います。
「構造図」は建物の骨格です。
建物のレントゲン写真のようなものですね。
「設備図」は給排水や電気・ガスなどの配線や配管、コンセントの位置などを示した図面で、構造図が“レントゲン写真”なら、設備図は理科室に置いてある“人体模型”みたいなもんでしょうか?
食道があって、小腸があって大腸があって…みたいな(笑)
ちょっと違うか?(笑)
まぁ、そんなわけで、僕は、そんなレントゲン写真の「構造図」を描くことが多いので、今日は最後に、構造図の中の「軸組図」と「梁伏図」を紹介したいと思います。

↑これが「梁伏図」と呼ばれる図面です。
ちょうど床を透かしてみたレントゲン写真のようなものです。

↑これは「軸組図」。
梁伏図は床を透かして見ましたが、軸組図は壁を透かして見たような図面です。
これらは、どれくらいの太さの骨(部材)が、どこに、どう配置されているかが分かるようになっている図面です。
ちなみに、この図面は鉄骨造の図面なので、骨は鉄骨になります。
木造やRC造でも基本的には同じで、骨が木やコンクリートになるだけです。
そして、その骨となる部材を表にまとめた「部材リスト」
建物の土台となる、基礎の配置を表した「基礎伏図」、
杭を打つのであれば「杭伏図」、
さらに詳しく描いた、各「詳細図」、
…と、構造図だけでもまだまだいろんな種類の図面があるのですが、今日はこのへんにして、また次回、他の図面についてもいろいろお話していきたいと思います。
それではお楽しみに☆

2008.11.30(Sun)

大連へ

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中国の大連へ出張で行きました。
11月下旬で初雪が観られるほど寒い地域で、冷気を遮るためにデパートや地下街の入口には分厚いビニール製の暖簾などで対策がとられていました。

開豁な街路を歩いたり、生活をしたり、中国の建築に触れることによって、文化の違いや不便さ、危険さなど日本にいる時には気付かない些細なところまでこの地では教えて頂いたように感じます。+αで「こういった方法もあるのか」と気付かされることも多々あり、
 気付く・気付かされることがとても刺激的で、新しい建築に触れることも大切だけれど、気付かされる建築や集落は、私にとって太字だらけの教科書のようで、とてもよい経験になりました。感じとることの大切さを忘れずにいきたいですね。

今他にもこの地域には古い洋風建築が違和感なく調和しているのに、頭の中で描いていた中国のイメージと全く違い、面白かったです。

「タビノオトモ」
どこか出かけるときや就寝前に今日感じたことや今描きとめておきたい事をかけるように小さいノートを持ち歩いていました。写真では1枚1枚の行間を忘れてしまいがちなので、率直な気持ちとそのディティールを表現する・描きとめるにはアナログですがノートの方がいいですね。

2008.10.29(Wed)

かわらミュージアム

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先日、滋賀県のかわらミュージアムへ行ってきました。
この建物は、建築家「出江 寛」の作品で、かわらを巧みに用いている建物です。
一番の見どころは、瓦のアートとも言えるアプローチです。
古瓦を用いてデザインされており静かで気品のある通りとなっています。
↓んんん・・・伝わりにくい。

↓実際はこんなデザインとなっています。素敵ですね。

↓こちらは、瓦を何枚も重ねて出来たもので「あ!!」という作品です。

今にも倒れそうですが良くバランスをとっています。
上の2枚だけズレているのが若干気になりますが。大丈夫かなぁ・・・。
土留めも瓦で作ってありコダワリを感じますね。
建物は、瓦の黒と外壁の白を基調に日本の美を感じさせてくれる建物です。

↓「だるま窯」という瓦を焼く窯です。

「だるまさん」が座っている姿に似ているので「だるま窯」と呼ばれるようになり、原形から除々に発達、変化してこのような形になったようです。これは昭和30年代頃まで瓦を焼く窯としてこの地で使われていたものを復元して、地元の「はちまんかわら」を現在に伝えています。
このように近江八幡の建物や伝統文化にふれることで、昔から馴染みあるものや文化などをいかに現代的にアレンジして今に伝えるかが、今後の建築に携わってく私達にとっての課題のように思いました。
これからの時期は、近くにある八幡山の紅葉も楽しみの一つです。機会がありましたら一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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今日は朝からあるクリニックさんの新築図面を描いています。
平面図や立面図、断面図などいわゆる基本図といわれる建物の基本となる部分はほぼ固まりこれから細かな部分を詰めていく作業に入っていきます。
建物の基本的な骨格はおおよそ決定したわけですが、ここ至るには様々な紆余曲折があります。
今回はクリニックの基本的なプランがどのように決まっていくかをお話します。
まず・・・
お施主様であるドクターにヒアリングを行い、どのようなクリニックにしたいか、診療方針はどのようなものか等、大きな視点からのクリニック像から始まり、医療機器の種類やその配置方法、必要諸室の確認やおおよその患者収容人数など、ドクターの使い勝手や思い、患者さんの快適性などを建物に反映するため、20以上の項目について確認します。
そして・・・
計画敷地の視察・調査を行います。
まず敷地の形状や高低差、接する道路の状況や電柱・側溝・水路の有無など計画敷地固有の条件を確認するのと同時に、周辺状況も確認します。
敷地の周りにどのような建物があるか、住宅なのか、マンションなのかはたまたコンビニなのか、飲食店なのか、郊外なら田畑の場合もよくあります。
ここにはどんなクリニックがふさわしいかなぁなんて建った姿を想像しながら
イメージを膨らませたりしてます。
それから・・・
法規上の確認です。
建物の建てるには様々な制約があります。
市役所や建築・土木事務所などを訪問し、関係諸法規や地区計画、条例などを建築指導課、都市計画課などに確認します。
加えて上下水道・電気・ガス等の供給状況の有無、つまりインフラについても合わせて調査をします。
例えば・・・
下水道が敷地の近くにあるのとないのとでは大違いで、なければ浄化槽の設置が必要になります。クリニックの規模が大きくなればなるほど浄化槽の規模も大きくなり、コストが何百万円単位で変わってくるなんてこともよくあるんです。
ここまでが・・・
プランニングに取り掛かるまでの前段階です。
このようにお施主様からの要望・敷地固有の条件・周辺環境の条件・法規上の条件など
一つの建物のプランニングを行うに当たっては、様々な条件・要素を考慮し、色々なイメージを膨らませながら進めていくことになります。

さて・・・
ここから実際のプランニングに入っていくわけですが・・・
予定より随分と長くなってしまったので、この続きは次回にお話することにします。
かなり先の話になりますけど。
次回をお楽しみに・・・してる人いるかな?

2008.09.30(Tue)

雨の休日

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美術館めぐりに行ってまいりました。
まずは腹ごしらえと、日進市の某ダイニングカフェへ

~豊田市美術館

~セラミックパーク

建築見学も、もちろん勉強になりますが、
他ジャンルの物づくり・芸術作品にインスピレーションを受け
自分の思考を錆びつかせない為にも充実した一日でした。


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