Art Japan Nagaya design office 一級建築士事務所 株式会社アートジャパンナガヤ設計
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早いもので、年末のご挨拶をさせて頂く時期となりました。
さて、本年度の年末年始につきましては、まことに勝手ではございますが下記の通り休業させていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
来年も更なる発展、飛躍に向けて、より一層の努力をし、より一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
≪年末年始休業期間≫
12月28日(日)~1月4日(日)
休業期間内に頂きました、E-mail等のお問合せに関しましては、翌営業日より順次対応させていただきます。
来年も皆様にとって良い一年でありますよう・・・
2009年も『アートジャパンナガヤ設計』をよろしくお願いいたします。

2008.12.25(Thu)

新聞掲載 その3

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2008年12月12日の建通新聞に、弊社代表である長屋が中国で公演を行なった様子を掲載していただきました。
建通新聞社HP


↑クリックをすると拡大記事が表示されます。
「日本福祉産業の最近動向からみた中国住宅の未来」をテーマに公演を行ない、その記事が掲載されています。

2008.12.11(Thu)

図面

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図面のことを少し。
よくマンションやアパートの広告などに載っている「平面図」。
正確には、あれは「間取り図」といって、部屋の配置が、誰にでも分かりやすいように、簡略化されており、中には色が付いていたり、家具が配置されているものもあったりして、部屋のイメージが湧きやすく
間取り図を眺めるのが好きだなんていう人もよく聞きます。

↑こんなのは広告などでよく見ますよね?
建築図面としての「平面図」はもう少し細かく描かれて、いわゆる“図面”っぽいのですが、
それでも、お施主様にとっては一番よく目にする図面で、将来自分の家を建てようとする時には、打合せで一番よく登場する図面だと思います。
それから「立面図」。
外観がそのまま絵になったような図面で、
どんな建物になるかが一目で分かりますし、これも見ていて楽しい図面だと思います。
それから、建物をスパッと縦に切った「断面図」などもあります。
これら「平面図」「立面図」「断面図」などは「基本図」と言って、建物の基本となる部分で、当然打ち合わせなどでよく登場する図面たちです。
これらが決まって、ようやくより詳細な部分の図面を描く作業に移っていくことになるわけです。
それが建物の設計図となる「実施図」です。
実施図にはたくさんの種類の図面があり、大きく分けて
① 意匠図
② 構造図
③ 設備図
に分けられます。
「意匠図」は基本図をさらに詳しく描いていった図面と思って頂ければ良いかと思います。
「構造図」は建物の骨格です。
建物のレントゲン写真のようなものですね。
「設備図」は給排水や電気・ガスなどの配線や配管、コンセントの位置などを示した図面で、構造図が“レントゲン写真”なら、設備図は理科室に置いてある“人体模型”みたいなもんでしょうか?
食道があって、小腸があって大腸があって…みたいな(笑)
ちょっと違うか?(笑)
まぁ、そんなわけで、僕は、そんなレントゲン写真の「構造図」を描くことが多いので、今日は最後に、構造図の中の「軸組図」と「梁伏図」を紹介したいと思います。

↑これが「梁伏図」と呼ばれる図面です。
ちょうど床を透かしてみたレントゲン写真のようなものです。

↑これは「軸組図」。
梁伏図は床を透かして見ましたが、軸組図は壁を透かして見たような図面です。
これらは、どれくらいの太さの骨(部材)が、どこに、どう配置されているかが分かるようになっている図面です。
ちなみに、この図面は鉄骨造の図面なので、骨は鉄骨になります。
木造やRC造でも基本的には同じで、骨が木やコンクリートになるだけです。
そして、その骨となる部材を表にまとめた「部材リスト」
建物の土台となる、基礎の配置を表した「基礎伏図」、
杭を打つのであれば「杭伏図」、
さらに詳しく描いた、各「詳細図」、
…と、構造図だけでもまだまだいろんな種類の図面があるのですが、今日はこのへんにして、また次回、他の図面についてもいろいろお話していきたいと思います。
それではお楽しみに☆

2008.11.30(Sun)

大連へ

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中国の大連へ出張で行きました。
11月下旬で初雪が観られるほど寒い地域で、冷気を遮るためにデパートや地下街の入口には分厚いビニール製の暖簾などで対策がとられていました。

開豁な街路を歩いたり、生活をしたり、中国の建築に触れることによって、文化の違いや不便さ、危険さなど日本にいる時には気付かない些細なところまでこの地では教えて頂いたように感じます。+αで「こういった方法もあるのか」と気付かされることも多々あり、
 気付く・気付かされることがとても刺激的で、新しい建築に触れることも大切だけれど、気付かされる建築や集落は、私にとって太字だらけの教科書のようで、とてもよい経験になりました。感じとることの大切さを忘れずにいきたいですね。

今他にもこの地域には古い洋風建築が違和感なく調和しているのに、頭の中で描いていた中国のイメージと全く違い、面白かったです。

「タビノオトモ」
どこか出かけるときや就寝前に今日感じたことや今描きとめておきたい事をかけるように小さいノートを持ち歩いていました。写真では1枚1枚の行間を忘れてしまいがちなので、率直な気持ちとそのディティールを表現する・描きとめるにはアナログですがノートの方がいいですね。

2008.10.29(Wed)

かわらミュージアム

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先日、滋賀県のかわらミュージアムへ行ってきました。
この建物は、建築家「出江 寛」の作品で、かわらを巧みに用いている建物です。
一番の見どころは、瓦のアートとも言えるアプローチです。
古瓦を用いてデザインされており静かで気品のある通りとなっています。
↓んんん・・・伝わりにくい。

↓実際はこんなデザインとなっています。素敵ですね。

↓こちらは、瓦を何枚も重ねて出来たもので「あ!!」という作品です。

今にも倒れそうですが良くバランスをとっています。
上の2枚だけズレているのが若干気になりますが。大丈夫かなぁ・・・。
土留めも瓦で作ってありコダワリを感じますね。
建物は、瓦の黒と外壁の白を基調に日本の美を感じさせてくれる建物です。

↓「だるま窯」という瓦を焼く窯です。

「だるまさん」が座っている姿に似ているので「だるま窯」と呼ばれるようになり、原形から除々に発達、変化してこのような形になったようです。これは昭和30年代頃まで瓦を焼く窯としてこの地で使われていたものを復元して、地元の「はちまんかわら」を現在に伝えています。
このように近江八幡の建物や伝統文化にふれることで、昔から馴染みあるものや文化などをいかに現代的にアレンジして今に伝えるかが、今後の建築に携わってく私達にとっての課題のように思いました。
これからの時期は、近くにある八幡山の紅葉も楽しみの一つです。機会がありましたら一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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今日は朝からあるクリニックさんの新築図面を描いています。
平面図や立面図、断面図などいわゆる基本図といわれる建物の基本となる部分はほぼ固まりこれから細かな部分を詰めていく作業に入っていきます。
建物の基本的な骨格はおおよそ決定したわけですが、ここ至るには様々な紆余曲折があります。
今回はクリニックの基本的なプランがどのように決まっていくかをお話します。
まず・・・
お施主様であるドクターにヒアリングを行い、どのようなクリニックにしたいか、診療方針はどのようなものか等、大きな視点からのクリニック像から始まり、医療機器の種類やその配置方法、必要諸室の確認やおおよその患者収容人数など、ドクターの使い勝手や思い、患者さんの快適性などを建物に反映するため、20以上の項目について確認します。
そして・・・
計画敷地の視察・調査を行います。
まず敷地の形状や高低差、接する道路の状況や電柱・側溝・水路の有無など計画敷地固有の条件を確認するのと同時に、周辺状況も確認します。
敷地の周りにどのような建物があるか、住宅なのか、マンションなのかはたまたコンビニなのか、飲食店なのか、郊外なら田畑の場合もよくあります。
ここにはどんなクリニックがふさわしいかなぁなんて建った姿を想像しながら
イメージを膨らませたりしてます。
それから・・・
法規上の確認です。
建物の建てるには様々な制約があります。
市役所や建築・土木事務所などを訪問し、関係諸法規や地区計画、条例などを建築指導課、都市計画課などに確認します。
加えて上下水道・電気・ガス等の供給状況の有無、つまりインフラについても合わせて調査をします。
例えば・・・
下水道が敷地の近くにあるのとないのとでは大違いで、なければ浄化槽の設置が必要になります。クリニックの規模が大きくなればなるほど浄化槽の規模も大きくなり、コストが何百万円単位で変わってくるなんてこともよくあるんです。
ここまでが・・・
プランニングに取り掛かるまでの前段階です。
このようにお施主様からの要望・敷地固有の条件・周辺環境の条件・法規上の条件など
一つの建物のプランニングを行うに当たっては、様々な条件・要素を考慮し、色々なイメージを膨らませながら進めていくことになります。

さて・・・
ここから実際のプランニングに入っていくわけですが・・・
予定より随分と長くなってしまったので、この続きは次回にお話することにします。
かなり先の話になりますけど。
次回をお楽しみに・・・してる人いるかな?

2008.09.30(Tue)

雨の休日

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美術館めぐりに行ってまいりました。
まずは腹ごしらえと、日進市の某ダイニングカフェへ

~豊田市美術館

~セラミックパーク

建築見学も、もちろん勉強になりますが、
他ジャンルの物づくり・芸術作品にインスピレーションを受け
自分の思考を錆びつかせない為にも充実した一日でした。

2008.09.27(Sat)

建築展

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2008年10月4,5日の二日間にかけて「人と地球に優しい建築展」が岐阜県羽島市で開催され当社も参加いたします。

↑クリックをすると広告記事が表示されます。
日時
・2008年10月4日(土)10:00~17:00
・2008年10月5日(日) 9:00~16:00
場所
・「羽島市民会館1階第一会議室」
・岐阜県羽島市福寿町浅平3-25

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 私は7年間子育てに専念しており社会から離れていましたが、今年4月からこちらで営業をさせていただいております。
新人営業マン!と言っても年齢は若くないのですが、入社してから5ヶ月の道のりの中には、色々な思いと経験がありました。
臨機応変に対処できない私なので、まずは「顔合わせ名刺交換~退室するまで」をとにかくイメージトレーニングしました。
どうしよう!どうしよう!とにかく落ち着いて!と自分に言い聞かせ、ついに初仕事の日がやってきました。
☆初飛び込み営業
営業先は事務所から歩いて30分の場所にある設計事務所です。あいにく設計部の方はおらず、受付の方に一通り業務内容をお話ししました。後日、社長がおみえになる時に伺うということで、その日の営業は終わることになりました。
しかし・・。それだけの事なのに私は暑さと緊張が入り混じり、顔からの汗は止まらないわ、とにかく全部話を伝えるのに必死でした。
時には社長様に直接お会いして、お話できる事もあります。
「社長!」というと貫禄のある方が多く、知識も豊富で専門的なお話になる事が多いだろうな・・
いつもに増して、緊張感が高まります。
☆ある友人の言葉
社長となると、更に緊張してしまう私に友人が掛けてくれた言葉です。
「普段はめったに会う事のできない社長に会えるのならば、社長がここまで来るまでの歴史を聞いたり、雑談をしたりしないともったいない。絶好の場を無駄にしちゃいけない。」
それを聞いたら、肩の力がフッと抜けました。
☆門前払い
飛び込み営業2社目で、老舗の建設会社様におじゃましました。
受付には、ベテランの貫禄をかもし出す女性の方がいらっしゃいました。
まずは、ご挨拶から。
そして当社の業務内容を簡単にご説明し、最後に設計部の方にお会いしたいと告げました。
しかし、受付の方からは、キッパリと断りのお言葉が。
それでもと、もうひとふんばり!初めて粘りの会話をしてみましたが、受付の方は断固として、返事はノーでした。
☆初めてお仕事をいただく
ある建設会社に向かう前、ここの会社は絶対に決めたい!そう強い思いがありました。
なぜなら、そこの地は私の思い出の場所でもあったからです。些細な事なのですが、気合は十分でした。営業の帰り道、たった今行ったばかりのその会社から、私の携帯にお電話がありました。内容は、仕事の依頼でした。さっそく事務所に戻り上司に報告したところ、受けられるかどうか調整してみるとのことでした。次の日、私はお休みをいただいていましたので自宅にいました。携帯に上司から電話があり、「調整できたから、お仕事受けられるぞ!」と。私は嬉しくて、家で「やったーーー」と5回叫びました。涙も出ました。
☆テンションを上げる
営業の飛び込み前に、自分の名前を連呼して気持ちを高めます。ヨシ!と心の中で叫び、扉を開け営業開始。これが私の日課です。
☆今後
徐々にですが、固い営業ではなく、雑談もできるくらいの明るい営業ができるようになってきました。退室時に笑顔で、
「今後とも宜しくお願いします。ありがとうございました!」
と毎回言えるよう、頑張っていきたいです。
まだまだ力もなく課題の多い私ですが、これからもたくさんの頑張っていらっしゃる方々と出会う事により、多くの刺激を受けながら自分も成長していきたいと思います。

応援の程、宜しくお願い致します。

2008.08.22(Fri)

隙間。。

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当社の三重事務所はテナントで活動しています。
テナントには窓がたくさん有り、ブラインドも当初から付いていました。
が、しかし一箇所だけブラインドの幅が足りないところがあります。
この猛暑の中、この南側に面した隙間から日差しが差し込むことで、事務所内の熱伝導率はすさまじい事になっております。


ブラインドを新しく新調したり、部分的に目隠しの様なものを取付ければ早いのですが、それでは面白くない。
そこで考え、この隙間にちょっとした棚を設けることにしました。
事前に寸法を測り、ホームセンターで材料を買そろえ、DIYすることで、この様な棚を作成。

そして、取付。

観葉植物を飾り完成。

あ、隙間は埋まりましたが、半透明な背板(プラダンボード)を使った為、当初の目的「熱伝導率」に対しての効果は薄いですね・・・(–;


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