Art Japan Nagaya design office 一級建築士事務所 株式会社アートジャパンナガヤ設計
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2009.08.29(Sat)

 完成間近

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岩見歯科医院様の改装工事の現場が、完成間近となりました。
連日暑い中、現場では、多くの職人さんが黙々と作業を続けています。
壁・天井のクロスが貼られ、床が仕上がり・・日に日に完成に向けて、姿を変えていく時期です。
今日は、家具と、建具の設置です。

設計図通りに仕上がっているかどうか、現場では、随時チェックをします。
無事、お施主様の手に渡る日まで、愛情をもって、現場監理に励みます。
9月23日(祝:秋分の日)に内覧会が開催されます。
是非、お越しください。
水野

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電車通勤の時間が長い為、本を読み過ごす事が多く、面白いと家に帰っても読んでしまい寝る時間が遅くなる事も多々あります。
近々ドラマ化される、山崎豊子さんの『不毛地帯』もその一つであります。

主人公、壱岐正が11年ものシベリア抑留を経て、商社に入社し次期戦闘機選定争いの仕事で辣腕を振るうことになり、後半部では日米の自動車会社の提携、中東での石油発掘プロジェクトにも携わっていく高度成長期真っ只中のストーリーであります。
伊藤忠商事元会長、瀬島龍三が主人公のモデルと言われており、登場人物にもそれぞれ実在の人物がモデルとされていると言われています。
壱岐正を通し、終戦やシベリア抑留などが克明に記され、その後、色々な葛藤もありながら上り詰める生き様が本を通して鮮明に浮かび上がり、心打たれる作品でありました。
その中でも、私が改めて教えられた事は、仕事に対する情熱責任感。それと、誠実さでありました。
1つの仕事をやり遂げるには、色々な問題や思わぬ失敗が付きまといます。
しかし、この3つがあれば乗り越える事ができ、成長できると思います。
キレイ事だけでは済まない事も多々あると思いますが、頭と心には情熱と責任感と誠実さを持って今後も仕事に励みたいと思っています。
また、山崎豊子さんの作品は『沈まぬ太陽』や『白い巨棟』など読み応えある作品が多くありますので、皆様も一度手にとってみては如何でしょうか。
田中

2009.08.21(Fri)

 模型レシピ

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盆休みも終わり、まだまだ夏の暑さが残る今日この頃ですね。
僕は事務所まで自転車通勤のため、毎朝、汗ダラダラで出勤しています。
さて今回は、この間模型を作る機会がありましたので紹介したいと思います!
某福祉施設の模型なのですが、立地が複雑な地形のため今回の模型は敷地を表現することを重点的に意識して作成しました。
その手順を紹介します!

<模型作成のレシピ>(あくまで自己流ですが・・・)
☆用意するもの(今回使用した道具)

☆作り方
①:まず建物から作ります。
  平面図を元に各階の床をスチレンボードで作ります。

②:その次に、立面図を元にこれもスチレンボードで外壁を作っていきます。
  ※窓を切り抜くのが難かしい!

③:①で作った1階の床と②で作った外壁(2面くらいまで)を組み合わせます。

④:内側の間仕切壁を作ります。
  そして、③で組み立てた床と外壁に1階の間仕切りをくっつけていきます

⑤:残りの外壁もくっつけましょう!
  その後、2階の床に間仕切りをつけます。
  ※2階は取り外せるように、本体にくっつけないでおきましょう!

⑥:次に屋根を作ります!
  これも取り外せるように本体にはくっつけずに!

⑦:窓の変わりに塩ビを切って、開口部にはめていきます。(今回は一部のみ)

⑧:これで建物は完成!
  次に敷地です。
  これはかなり時間がかかりました。

⑨:図面に敷地のレベルを0.4mごとにコンタ状に書いていきます。

⑩:レベルごとにスチレンボードを切っていき、下から貼っつけていきます

⑪:最後に仕上げの植栽(かすみ草)と人、車を配置すれば出来上がり!!

ちょっと一部飛ばしましたが、大体こんな感じで模型は作られていきます!
今回は敷地の高低差が大きかったのでなかなか大変でしたが、ものづくりは楽しく時間を忘れさせてくれます。
完成後、この模型は無事お客様の元へ届き、大変喜んでいただけたとのことです!
めでたしめでたし~
大谷

2009.08.11(Tue)

 事務所検査

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完成間際のクリニックの設計事務所検査を行ってきました。
設計事務所では、お客様に建物をお引渡しする前の建設会社の自主検査とは別に、設計士の立場から現場の最終チェックとして検査を行います。

図面通りに施工されているか、こうやって1つ1つ確認作業と検査をしていきます。

図面と食い違う部分があれば、工事会社の監督さんに確認をして、施工ミスがあれば是正の指示を行います。
こうして、設計士の検査に合格した建物が、お客様へ引き渡されることになります。
今回の物件は丁寧な施工がされていましたので、無事にお客様に引渡しができそうです。
「いいものを作るためには妥協はしたくない。」
同じ志の仲間ってとってもいいものですね。
堀江

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当社にて設計監理をさせて頂いた「ばん皮膚科」様の内覧会が6月28日に行われ、私共もお手伝いをさせて頂きました。

事前告知や広告の配布などが功を奏し、また快晴に見舞われたこともあり、地域住民を中心に500人を越える方々にご来訪頂くことが出来、大盛況でした。

患者様のお話に熱心に耳を傾ける院長先生。
内覧会の最中はこんな光景がとても多く見られました。
患者様にとっては、院内の雰囲気や設備、スタッフとのコミュニケーションを取って少しでも不安を解消して頂ける機会です。

吹き抜けのあるゆったりした待合室で、ゆっくりと穏やかな気持ちで過ごすことができます。
先生の今後のご活躍が目に浮かぶような素敵な内覧会でした。

2009.07.30(Thu)

 ストレッチ

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こんにちは。
身体年齢が50代、いや、もうそれは既におじいちゃんクラスだろう…と、巷で囁かれ始めている、今話題の僕(27歳)です。
そう。
か ん ぜ ん に 運動不足なのです!
一日中パソコンの前に座りっぱなしの毎日。
背中はパンパン。肩もカチンコチン。
体力は完全に女子です(笑)
これはイカン。
なんとかせねば!!
と筋トレを始めるも3日坊主。
しかし、やはりこのままではイカン!!
と考え直し  …3日坊主。
いや!今年の夏こそは生まれ変わったBODYで海へ繰り出そう!! ヾ(*・∀・)/♪
と夢見るも …3日坊主。
ダメダメすぎる…… il||li_| ̄|○il||li ガーン
そんな僕ですが、最近ストレッチを始めまして、体力や筋力もそうなんですが、僕驚くほど身体が固くて、おまけに姿勢も悪いんです。
もう全然ダメですね(笑)
まぁ、しかし、それが身体にもいろいろと悪影響を与えている原因でもあるわけで、いきなり出来ないことをやろうとするから、続かないわけで…、まずは、お風呂上りのちょっとしたストレッチから始めてみました☆
えっ?また3日坊主じゃないかって?
大丈夫。
これがなんと驚きの結果になりまして
まずは、もともとの僕はこんなんでした↓

大げさでも何でもなく「本気」と書いて「マジ」です。(笑)
それがなんとこんなにも!!

まぁ、全然普通なんですけど僕にとっては大きな進歩です(笑)
やはり、どんな仕事でも身体が資本。
身体を壊してしまったら、やりたいことも出来ないし、良い仕事も出来ません。
どんな仕事も大変な部分もあるし、若い時は、多少無理をして身体を酷使している人も多いと思います。
そんな人は、仕事の合間に、ちょっとストレッチや、柔軟をやってみるとか、朝5分だけ早起きして体操をしてみるとか、ちょっと遠回りして歩いてみるとか、なんでもいい。
できることから少しづつ、「健康」を意識するだけでだいぶ違うと思います。
みなさんも健康には気をつけて、元気に頑張りましょう♪
3日坊主の僕が言っても説得力に欠けますが…(笑)

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どうも。「ある設計士」です。お久しぶりです。
前回はプランニングに入る前までお話ししましたがみなさん覚えておいででしょうか?
なにせスタッフが結構な人数いるもので自分の番に回ってくるまでに半年以上経ってしまいます。
そんなわけで前回の続きを・・・。
前回はプランニングに入る前段階の調査のお話までしたと思います。
さてここからが本番。
調査資料を元にプランニングの開始です。
まず最も大切なこと、それは「コンセプト」です。
クリニックに限らず、計画する建物には全て「コンセプト」があります。
外観は似通っていたとしても、その奥に流れる思想は異なります。
よって完成した建物は一つとして同じものはありません。
建築以外の工業製品にもオーダーメイドという一品物があります。
その人の生活スタイルや考えに合わせた製品を一からその人のためだけに作り出すものです。
しかし建築にとっての一品物には、それ以外にもう一つ大きな意味があります。
それは何か?
建つ場所が建築一つ一つすべて異なり、しかも基本的に動かすことができないということです。
そこが建築とその他の工業製品を比べた時、決定的に異なる点です。
それこそが利用する人・生活する人の考えやスタイル、設計者の思いに加えて建築を建築たらしめる最大の要因なのです。
そのコンセプト、つまり建物の骨格となるべきその思想をもとにしてプランニングが動き出します。
少し理屈っぽくなっちゃいましたが、そんなに難しいことをいつも考えているわけではありませんので、もしご依頼を頂くときには気楽にご連絡下さい。
さてそれでは早速プランニングの話を・・・
あ、またちょっと書きすぎたようで誌面に余裕が・・・。
では次回こそプランニングのお話が・・・できるかな?
乞うご期待。

2009.06.20(Sat)

 新しい仲間たち

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この時期にぴったりの仲間たちが事務所にやってきました!
この場を借りてご紹介します。
この子たちがやってきたのは6月8日。
出社するとベランダにいたのです・・・
そう、3羽のツバメのヒナちゃん。
親に落とされてしまったのか、外敵にやられてしまったのか、巣から落ちてしまっていたのです。
親が戻ってくる気配もなく衰弱していた為、事務所で育てることに!!
この子たちの食欲は半端ない!
このミルワームという幼虫をピンセットであげています。
2時間おきにあげてくださいと鳥屋さんに言われ・・・
仕事の合間をぬってせっせとえさやり。

こんな感じで待ってるんです!
そして順調に育ち、人の手に乗るにまで!

う~ん。。。。
可愛い!!
人間の子育てと同じなんですよ!
いいママになれるかも!
今朝は3羽仲良く整列。

2009.06.12(Fri)

 中国と日本

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中国の大連政府の方(福祉関係)11名が日本の福祉を考察しに見えました。
中国でも日本と同じ高齢化の問題に取組んでいて、今回は、福祉における知識や建築、福祉機器の案内をするために、特別養護老人ホーム サンライズ長良(岐阜県安八郡安八町)とグループホームうらら奥町(愛知県一宮市)を観光バスで訪問しました。

皆さんが特に興味をもたれたのは、まだ大連にはない福祉機器や運営形態など。施設の方も機械浴など丁寧な説明をしながら、実際に運転してみせてくれました。

中国では福祉については日本と20年以上の開きがあって、中国政府の梃入れも有り急速にその差を縮めようとしていますが、それも今回の見学ツアーにあるような官民一体となって真剣に日本の良さを取り入れようとしているその意気込みがあるからこそでしょう。
・・・余談ではありますが、視察中に一人の方が眼鏡を壊してしまったようで何も見えないとの相談でした。
タイムスケジュールがぎりぎりの中で急きょ急遽路線を変更し、近くの眼鏡店へ・・・・。
眼鏡を直すどころか、皆さん一緒になって買い物を一生懸命していたのは笑えました。
後で聞くと日本の製品はどれをとっても品質が良いとの事でお土産も含め買い物を楽しんでいたそうです。・・・
日本と大連は特に友好関係がよく歴史的にも繋がりが強い所です。
お年寄りの中では流暢に日本語を話す方がいまだにたくさん見えます。
私たちも中国で色々な所を紹介をしてもらったり、また、今回のように日本で中国の方を案内したりと、お互いに交流しています。
旅の最後には、温浴の専門設備会社で有名な㈱カケンさんの経営する「喜多の湯温泉」でみんなでゆっくりと人工温泉に入り、旅の疲れを癒して大満足の日本滞在だったそうです。
少しでも日本の良さをわかってもらえればと思いましたが、通訳の方からは色々とお世話いただき大変感謝しているとの事で、日本の皆さんに「謝謝」。

2009.05.30(Sat)

 プレゼント。

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最近、暑いのか寒いのかよく分からない気候の上に、インフルエンザも流行しておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
お医者様の先生方とお会いしてお話しておりますと、インフルエンザの話をよく耳にします。
私達の知らないところで、東海地方のお医者様方も色々と対策に頑張っておられるようです。
お忙しい毎日だと思いますが、どうぞお体には気をつけて下さい。
さて、私事ですが、先日義妹の結婚式がありました。
義妹は結婚後は国外に行ってしまうので、その前に、何か思い出に手作りの品を送りたいと妻が言い出し、色々と悩んだ結果、陶芸をすることになりました。
以前にたまたま知人から、愛知県犬山市の産物である犬山焼きを贈り物にいただき、もしかしたら犬山市に陶芸教室があるのでは?と思い検索したところ、たまたまインターネットで1件良さそうなところが見つかりましたので、お邪魔して作らせていただくことになりました。
実は、他にもメジャーな街の陶芸教室も沢山あったのですが、ここを選んだ理由は、時間を気にせず田舎でのんびりと作りたかったということと、陶芸教室の先生ではなく、本物の陶芸家に教わりたかったということ、あとは、どうせ作るならメジャーな○○焼きではなくてマイナーなものをという天邪鬼的な考えで『犬山焼本窯元尾関作十郎陶房』を選ばせていただきました。
何となくそんな気持ちわかっていただけますよね?

陶芸というとロクロのイメージがありますが、初心者には補助が無ければ無理だそうです。
きちんと出来るようになるには2~3年の修行が必要だそうです。
当然、私達は陶芸初体験なので、手伝ってもらっては自分達で作ったことにはならないということでロクロを諦め、粘土を型に載せて器を作ることにしました。
まず、粘土をうどんの生地のように丸く伸ばして、好きな型の上にかぶせて端を折り曲げていくのですが、これが意外と難しい…。
その後、乾かしてある程度固まるのを待ち、型を外す。
型を外したら、庭(というか山?)で好きな植物の葉を取ってくる。
それが皿の模様になるので、表面に貼り付ける。
そして、ガーゼを全体的に貼り、上から擦る。
次に皿の裏に好きなメッセージを彫り、初日は終わり。
そこから素焼きをすること2週間。
いよいよ、色付けが出来るようになりました。
色付けは建築の仕事で慣れているので非常に楽しく、あれこれ先生や息子さんに我が儘を言って沢山の色を作ってもらいました。
色を付け終わると、本焼きに1週間。
そして、完成。
約1ヶ月近くかかりましたが、無事に義妹にプレゼント出来、とても喜んでくれました。
『犬山焼本窯元尾関作十郎陶房』の師匠と息子さんとお母さんには、色々と我が儘やご無理を言いましたが、とても親切にしていただき本当にありがとうございました。
自分用の皿も作ったのですが、とても気に入って家で毎日使ってます。
写真は、葡萄の葉の大皿と楓の葉の中皿。

ちなみに犬山焼きって皆さん知らない方も多いと思いますが、私は華やかで好きです。
陶芸するなら、『犬山焼本窯元尾関作十郎陶房』。
値段も人柄も雰囲気も良いので、超超お勧めです。
http://www.inuyamayaki.com/
また、是非次の作品を作りに行きたいと思います。


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