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仕事で、常滑市に行ってきました。
夕方、一仕事終えた時、「やきもの散歩道」という看板が私の目に飛び込んできました。
そう、「やきもの散歩道」と言えば「２０世紀少年」のロケが行われたことでも有名。
そして、今日は平日の夕方で観光客が少ない絶好のチャンス！
少し道草するか・・・。
ケンジがバイクで駆け抜けた土管坂を登り、そして見つけたロケ地の小さな看板。
町にはレンガで作ったような煙突が数多く見える。
昭和初期に建設された焼き物工場だろうか。
今ではあまり稼動していないのか、町はひっそりと静まりかえっている。
そこだけ時代から取り残されたような不思議な町並みだが、何だか懐かしくそして美しい。
それはきっと、そこに住む人々がこの町を愛し、助け合って共存していることが町の景観から見て取ることができるからでしょう。
堤幸彦監督がロケ地に選んだわけが、何となく分かった気がしました。
いつまでもその町並みを保存して、大切なことを私達に教えて欲しいものです。