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2009.05.30(Sat)

 プレゼント。

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最近、暑いのか寒いのかよく分からない気候の上に、インフルエンザも流行しておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
お医者様の先生方とお会いしてお話しておりますと、インフルエンザの話をよく耳にします。
私達の知らないところで、東海地方のお医者様方も色々と対策に頑張っておられるようです。
お忙しい毎日だと思いますが、どうぞお体には気をつけて下さい。
さて、私事ですが、先日義妹の結婚式がありました。
義妹は結婚後は国外に行ってしまうので、その前に、何か思い出に手作りの品を送りたいと妻が言い出し、色々と悩んだ結果、陶芸をすることになりました。
以前にたまたま知人から、愛知県犬山市の産物である犬山焼きを贈り物にいただき、もしかしたら犬山市に陶芸教室があるのでは?と思い検索したところ、たまたまインターネットで1件良さそうなところが見つかりましたので、お邪魔して作らせていただくことになりました。
実は、他にもメジャーな街の陶芸教室も沢山あったのですが、ここを選んだ理由は、時間を気にせず田舎でのんびりと作りたかったということと、陶芸教室の先生ではなく、本物の陶芸家に教わりたかったということ、あとは、どうせ作るならメジャーな○○焼きではなくてマイナーなものをという天邪鬼的な考えで『犬山焼本窯元尾関作十郎陶房』を選ばせていただきました。
何となくそんな気持ちわかっていただけますよね?

陶芸というとロクロのイメージがありますが、初心者には補助が無ければ無理だそうです。
きちんと出来るようになるには2~3年の修行が必要だそうです。
当然、私達は陶芸初体験なので、手伝ってもらっては自分達で作ったことにはならないということでロクロを諦め、粘土を型に載せて器を作ることにしました。
まず、粘土をうどんの生地のように丸く伸ばして、好きな型の上にかぶせて端を折り曲げていくのですが、これが意外と難しい…。
その後、乾かしてある程度固まるのを待ち、型を外す。
型を外したら、庭(というか山?)で好きな植物の葉を取ってくる。
それが皿の模様になるので、表面に貼り付ける。
そして、ガーゼを全体的に貼り、上から擦る。
次に皿の裏に好きなメッセージを彫り、初日は終わり。
そこから素焼きをすること2週間。
いよいよ、色付けが出来るようになりました。
色付けは建築の仕事で慣れているので非常に楽しく、あれこれ先生や息子さんに我が儘を言って沢山の色を作ってもらいました。
色を付け終わると、本焼きに1週間。
そして、完成。
約1ヶ月近くかかりましたが、無事に義妹にプレゼント出来、とても喜んでくれました。
『犬山焼本窯元尾関作十郎陶房』の師匠と息子さんとお母さんには、色々と我が儘やご無理を言いましたが、とても親切にしていただき本当にありがとうございました。
自分用の皿も作ったのですが、とても気に入って家で毎日使ってます。
写真は、葡萄の葉の大皿と楓の葉の中皿。

ちなみに犬山焼きって皆さん知らない方も多いと思いますが、私は華やかで好きです。
陶芸するなら、『犬山焼本窯元尾関作十郎陶房』。
値段も人柄も雰囲気も良いので、超超お勧めです。
http://www.inuyamayaki.com/
また、是非次の作品を作りに行きたいと思います。


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