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2008.12.11(Thu)

図面

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図面のことを少し。
よくマンションやアパートの広告などに載っている「平面図」。
正確には、あれは「間取り図」といって、部屋の配置が、誰にでも分かりやすいように、簡略化されており、中には色が付いていたり、家具が配置されているものもあったりして、部屋のイメージが湧きやすく
間取り図を眺めるのが好きだなんていう人もよく聞きます。

↑こんなのは広告などでよく見ますよね?
建築図面としての「平面図」はもう少し細かく描かれて、いわゆる“図面”っぽいのですが、
それでも、お施主様にとっては一番よく目にする図面で、将来自分の家を建てようとする時には、打合せで一番よく登場する図面だと思います。
それから「立面図」。
外観がそのまま絵になったような図面で、
どんな建物になるかが一目で分かりますし、これも見ていて楽しい図面だと思います。
それから、建物をスパッと縦に切った「断面図」などもあります。
これら「平面図」「立面図」「断面図」などは「基本図」と言って、建物の基本となる部分で、当然打ち合わせなどでよく登場する図面たちです。
これらが決まって、ようやくより詳細な部分の図面を描く作業に移っていくことになるわけです。
それが建物の設計図となる「実施図」です。
実施図にはたくさんの種類の図面があり、大きく分けて
① 意匠図
② 構造図
③ 設備図
に分けられます。
「意匠図」は基本図をさらに詳しく描いていった図面と思って頂ければ良いかと思います。
「構造図」は建物の骨格です。
建物のレントゲン写真のようなものですね。
「設備図」は給排水や電気・ガスなどの配線や配管、コンセントの位置などを示した図面で、構造図が“レントゲン写真”なら、設備図は理科室に置いてある“人体模型”みたいなもんでしょうか?
食道があって、小腸があって大腸があって…みたいな(笑)
ちょっと違うか?(笑)
まぁ、そんなわけで、僕は、そんなレントゲン写真の「構造図」を描くことが多いので、今日は最後に、構造図の中の「軸組図」と「梁伏図」を紹介したいと思います。

↑これが「梁伏図」と呼ばれる図面です。
ちょうど床を透かしてみたレントゲン写真のようなものです。

↑これは「軸組図」。
梁伏図は床を透かして見ましたが、軸組図は壁を透かして見たような図面です。
これらは、どれくらいの太さの骨(部材)が、どこに、どう配置されているかが分かるようになっている図面です。
ちなみに、この図面は鉄骨造の図面なので、骨は鉄骨になります。
木造やRC造でも基本的には同じで、骨が木やコンクリートになるだけです。
そして、その骨となる部材を表にまとめた「部材リスト」
建物の土台となる、基礎の配置を表した「基礎伏図」、
杭を打つのであれば「杭伏図」、
さらに詳しく描いた、各「詳細図」、
…と、構造図だけでもまだまだいろんな種類の図面があるのですが、今日はこのへんにして、また次回、他の図面についてもいろいろお話していきたいと思います。
それではお楽しみに☆


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