2008.07.03(Thu) 覚王山参道 ブログ 天気が良かったので、ぶらりと名古屋市千種区の覚王山参道を散策してきました。 覚王山参道は日泰寺へと続く参道なのですが、その道沿いの建物は昔懐かしいレトロな雰囲気で、色々な出店やお洒落なお店が軒を連ねています。 私は、初めて訪れたのですが、名古屋市内にまだこんな古き良き町並みが残っていたことを知って驚きました。 参道の突き当たりにある荘厳な日泰寺は、タイ王国から釈迦の遺骨が寄贈された際にそれを安置する為に建立されたそうです。 したがって、仏教のシンボル的な?存在である為どの宗派にも属していない日本でも特異なお寺だそうです。 参道を歩いていると、覚王山アパートという建物を見つけました。 覚王山アパートとは、木造築48年のアパートをリノベーション(用途変更)したアーティスト達のギャラリー&ショップだそうです。 私達、設計事務所から見れば、築50年ほど経った木造の建物を、こんなに使い難い間取りのまま商業施設として再利用するということは、あり得ない発想なのですが、逆にそれが不思議と興味を引き、建物に入りたくなってしまうのです。 そこに、綺麗な新しい建物を作ることを普段の業としている我々設計事務所が忘れかけてしまっている大切な発想があるような気がして、とても感慨深い一日でした。 ≪ 歯科の定期検診 ブログTOP 猛暑 ≫