2007.11.26(Mon) 異国の文化と建築 ブログ 先日、異国の地グアム島へ行ってきました。 グアム島は現在アメリカ領ですが、1898年のアメリカとスペインとの間で勃発した米西戦争でアメリカに敗れるまではスペインの植民地でした。 この為、現在のグアム島にはキリスト教文化がもたらされているといいます。 また、現在では住民の約75%が熱心なキリスト教信者だと言われ、各コミュニティ(村)には必ず教会が有り、街のいたるところに点在しています。 教会には村の守護聖人が祭られており、毎年記念のお祭り(フィエスタ)が 行われているそうです。 これを日本に置き換えるならば、少しニュアンスは異なりますが各市町村には必ず役所が存在します。 グアム島の村にとっては、教会はその文化と密接に関わっており必要不可欠な施設(建築)だと言えます。 日本での役所の存在も同様です。 この事は、私たち設計事務所が数多く手掛けるクリニック(医院建築)もまた同様な事の様に思います。 なぜなら、各地域に住まう人々にとってクリニック(医院建築)の存在は、必要不可欠であると思うからです。 今回の旅行を通して、『 人々の生活と建築 』の密接な関係を 改めて感じる事が出来ました。 ≪ 竣工写真の撮影 ブログTOP 新聞掲載 その2 ≫