2010.05.11(Tue)
介護・福祉に関する中国留学生受け入れ
ブログ
今年の4月から新たな試みとして、グループホームうららへ中国留学生の受け入れを行っております。
これは、中部学院大学様にご協力いただき、大学では介護、福祉について基礎から学び、うららにて実践的に学び介護、福祉の専門家になることを目的としております。
中国では一人っ子政策の関係で少子高齢化が進み、大きな社会問題となっているなか、日本の様にまだ福祉に関する知識やノウハウ、施設の整備などは整っていないのが現状だそうです。
そういった社会問題に対する貢献と、日本での福祉人材の不足を何とかできないかと考えたことから、今年から留学生の受け入れを行うことになりました。
そして、中日新聞に取材をしていただきまして、5月11日の中日新聞(岐阜版)に記載されました。
学生さん達はまだ1ヶ月も経っていませんが、何回か研修(見学)を行うなかで入居者さんたちと仲良くコミュニケーションを取れるようになっていました。入居者さんは若い女の子が来て孫を見ているようでうれしかったそうです。
若い年代高齢者との会話ややり取りを見ていると、現在日本では単世帯化が進む中ではこのようなコミュニケーションが少なくなり、教育の中では高齢者との生活、コミュニケーションが豊かな心を育て、また先代の知識やノウハウを受け継ぐという意味でも大切なことだなと考えさせられました。
そういう意味でも、こういった学生の受け入れを留学生だけでなく、一般の学生も学校や市が積極的に取り組んでいって欲しいです。(一部こういった取り組みをしている地域はありますが)
今後、今の留学生さんたちが成長していくのを心より楽しみにしています。
大谷