2011.02.25(Fri)
ルームシェア
ブログ
僕は現在、古い古民家を改装して仲間とのルームシェア生活をしているのですが、
この「ルームシェア」という生活もずいぶん長いです。
このルームシェアをするきっかけだったのは、当時大学を卒業して就職する際、
僕は尊敬する建築家の設計事務所でオープンデスク(無償で勉強させて頂く)からのスタートでしたので、家賃を節約するために「共同生活」という選択をしたんです。
僕は神経質でもないし、あまり気にしないタイプなので他人との共同生活はなんら苦ではなく、やってみると意外と楽しいこともあり、その時「ルームシェア」の魅力に気付きました。
ルームシェアのメリットと言えば
家賃や光熱費が浮くというメリットはもちろん
・いろんな出逢いがある
・いろんな価値観に触れられる
・お互い助け合うことができる
・みんなでワイワイ楽しめる
・優しさや、思い遣りや、協力することの素晴らしさに気付ける
など、ルームシェアのスタイルにも様々あると思いますが、このようなことが
ルームシェアの素晴らしさかなって思っています
欧米では意外とポピュラーな生活スタイル。
日本ではあかの他人と一つ屋根の下で暮らすなんて一般的ではなく、
あまりなじみのない生活スタイルでしたが、
最近は人気ドラマの影響や不況のあおりもあって
だんだん増えてきたようですね。
「ルームシェア」は単純に部屋をシェアするだけではなく、
デザイナーやクリエイター同士が一緒に住み、
お互いの夢やモチベーション、スキルなどをシェアしたり
また、最近ではお年寄りのルームシェアも多くなってきましたし、
若者とお年寄りが一緒に住むとうような試みもあるようです。
また、家族問題、住居問題、福祉の問題など
様々な側面で、今後注目されるスタイルでもあります。
もちろん問題も多々ありますが、
僕は、そうやってお互い協力し合うような思想やスタイルは
大変素晴らしいことだと思うし、
建築の分野でもそういった新しい住まいや住まい方については
考えていかなければならないことだと思います。
あ、ちなみに僕はこの間まで5人でルームシェアをしていたのですが
そのうちの一人、スイス人のルームメイトが国へ帰ることになりまして、
この前お別れパーティをしたのですが、彼が教えている英語教室の生徒さんや
いろんな友達が大勢駆けつけてくれて、結局30人以上は集まりました(笑)
こういった国境を越えた繋がりもすごく素敵ですね
工藤