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2009.07.07(Tue)

続々・ある設計士の日常(2008年10月01日ブログ参照)

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どうも。「ある設計士」です。お久しぶりです。
前回はプランニングに入る前までお話ししましたがみなさん覚えておいででしょうか?
なにせスタッフが結構な人数いるもので自分の番に回ってくるまでに半年以上経ってしまいます。
そんなわけで前回の続きを・・・。
前回はプランニングに入る前段階の調査のお話までしたと思います。
さてここからが本番。
調査資料を元にプランニングの開始です。
まず最も大切なこと、それは「コンセプト」です。
クリニックに限らず、計画する建物には全て「コンセプト」があります。
外観は似通っていたとしても、その奥に流れる思想は異なります。
よって完成した建物は一つとして同じものはありません。
建築以外の工業製品にもオーダーメイドという一品物があります。
その人の生活スタイルや考えに合わせた製品を一からその人のためだけに作り出すものです。
しかし建築にとっての一品物には、それ以外にもう一つ大きな意味があります。
それは何か?
建つ場所が建築一つ一つすべて異なり、しかも基本的に動かすことができないということです。
そこが建築とその他の工業製品を比べた時、決定的に異なる点です。
それこそが利用する人・生活する人の考えやスタイル、設計者の思いに加えて建築を建築たらしめる最大の要因なのです。
そのコンセプト、つまり建物の骨格となるべきその思想をもとにしてプランニングが動き出します。
少し理屈っぽくなっちゃいましたが、そんなに難しいことをいつも考えているわけではありませんので、もしご依頼を頂くときには気楽にご連絡下さい。
さてそれでは早速プランニングの話を・・・
あ、またちょっと書きすぎたようで誌面に余裕が・・・。
では次回こそプランニングのお話が・・・できるかな?
乞うご期待。


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